スハマソウ(洲浜草)(キンポウゲ科)
スハマソウ

・別   名 ユキワリソウ
・生育特徴 春の訪れをつげる花で、山地の樹下に生える多年草である。
・茎および高さ 5〜10cm。
・葉の特徴 ミスミソウに似ていて、根小葉が大きく3裂し、葉の裂片の先がとがらず丸みを帯びる。表面の光沢がなく、ときには白斑が入る。
・花のつくり 花弁がなく、花びら状のがく片が6〜8個。花色は太平洋側では白色、日本海側では紫色系などの変化が多い。
・花  期 3〜4月
・分  布 本州(山形県・宮城県以南)、四国。
・名のいわれ 葉の形が祝の席に飾る島台(蓬莱山にかたどっためでたい飾り物)の洲浜(洲浜を  かたどった台)に似ていることからくる。ミスミソウと同じく別名ユキワリソウともいう。
・その他
・参考文献 ・原色日本植物図鑑草本編(?)1983年 北村四郎 村田 源共著(保育社)
・春の山野草と樹木512種  1987年 林 弥栄(総監修)(講談社)
・鈴鹿の山で見られる花   2004年 鈴鹿の山花散策会(編)(東海出版)


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