イブキシモツケ(伊吹下野)(バラ科・樹木)
イブキシモツケ
花アップ

・植 物 名 イブキシモツケ
 (伊吹下野)バラ科
イブキシモツケ
・別   名
・校 正 日
・生育特徴 日当たりの良い丘陵地帯にはえる落葉性小低木。
・茎および高さ ジグザクに曲がった小枝を分枝して束生する。若枝には短毛が密生して黄褐色となる。隆起線はなく、円柱形で葉を互生する。
・葉の特徴 卵形あるいは菱形状の長楕円形。先端はややとがった鈍形、ふちには切れ込み状のふぞろいな重鋸歯があり、しばしば浅く三裂する。葉質はかたく、葉脈は小脈までも表面ではくぼみ、裏面に隆起する。裏面は全般に黄白色で横に伏している軟毛を生じ、短い葉柄にも毛がある。
・花のつくり  小枝の頂端に総柄を直立して生じ、やや先端の平たい短い散房花序を展開し、白色の 小花を密生する。
 花は径7mmぐらい、花弁は5個でほぼ円形、がくは有毛、がく片は5個、三角形で 鋭頭、花が終わった後にもそりかえらない。
・花  期 6月半〜6月中旬
・分  布 近畿地方以西の本州、四国、九州。
・名のいわれ 伊吹下野。伊吹山ではじめて採られたためであろう。
・その他
・参考文献 改訂増補 牧野新日本植物図鑑
山渓ハンディ図鑑(山と渓谷社)
フィールド版日本の野生植物(平凡社)


6/29 Photo by Ansho ★無断転写を禁じます。
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