 |
| ・山地から海岸まで、よく岩上にはえる多年草。 ・植物の大きさ 太い根茎から茎を群生し、茎は下部は斜めに立ち、高さ５〜30cm、円柱形で緑色。 ・花の時期と色：６〜８月 黄色 ・花のつくりの特徴 ６月頃に、茎の先端に平らな散房状の集散花序に多数の黄色花をつける。 花弁は５個、皮針形で先端は鋭く尖り、長さ５ｍｍくらい。 雄しべは１０本、花弁より短い。雌しべは５個。 袋果は５個あって、星状に並び開裂する。 がく片は５個、皮針状線形で先端は鈍く緑色。 ・葉の特徴 葉は一般に互生し、長さ2〜7cmで倒卵形または長楕円形先端はやや円く、 底部はくさび形で、ほとんど柄はない。 ふちに鈍鋸歯があるが葉身の下半部にはほとんどない、緑色肉質である。 ・根の特徴など：太い根茎。 ・種の形態 種子の長さ1.3ｍｍ、幅0.5ｍｍ、厚さ0.3ｍｍ、広倒皮針形、浅赤褐色、光沢はない。 種皮に微細な格子状網目模様がある。 花径の長さ、葉の形・大きさ、花の大きさなどに変異が多く、一般的な傾向としては海岸のものは葉が大きくて幅が広い。 |
Photo by Ansho ★無断転写を禁じます。
※写真は営利を目的とした使用は固く禁じています。
また、参考資料として利用される場合は、ご一報ください。ibuki@ds-j.com
Copyright(C) Since 2003, Ansho Tsutsui. All rights reserved.