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・山野の草地に生える多年草。 ・植物の大きさなど:茎の高さ20〜60cm 茎や葉、花に腺体がある。 腺体は普通赤い色素を含んで黒く見えるので黒線または黒点といい、 色素の含まないものを明線または明点という。 ・花の時期と色:7〜9月 黄色 ・花のつくりの特徴 小枝の先端に1.5cmくらいの黄色い花が咲き、夕方には“しぼむ” 花は小花柄で、がく片は緑色で5枚 花弁は鮮やかな黄色で倒卵形でやや“トモエ”(巴)に“ゆがんで”咲く。 子房(雌しべの一部)には3本の花柱がある。 雄しべは4個〜多数で数個ずつ束になるか、ときには分離するものもある。 花は放射相称で、世界には約50属1000種以上ある。 夏から秋にかけて多く分枝した小枝の先に花を付ける。 ・葉の特徴 葉は対生で無柄、両葉が接近して茎を抱き、基部の方が幅広い長卵形 葉は2〜7cm、透かしてみると、内部の油点多数が細かい点となって見える。 ・種の形態 果実はさく果で直径5〜11mmくらいになる。 8〜10月に熟し、縦裂し径1mm位の細かい種子を散布する。 |