シモツケソウ(下野草)(バラ科)
シモツケソウ
花のアップ

・日当たりのよい山地に群生する多年草
・植物の大きさなど:高さ0.5〜1m。
 茎は細く、ほとんど毛がはえていない。
・花の時期と色:7月中旬〜8月下旬 淡紅〜濃紅色
・花のつくりの特徴
 葉の穂が枝分かれし、濃淡のある紅色の花が咲く。
 まれに白花(シロバナシモツケソウ)もある。
 花は、5枚で円形・径4〜5mm。多数の小花が集まり、花火状に密生する。
(多数散房状)
 花弁は、4〜5個、巻き返り内側に濃紫褐色の斑点あり(無いのもある)。
 おしべは、多数で花弁より長く、めしべは4〜5個。
 つぼみは赤い小さな玉で、花が開くと花びらよりも長い雄しべが
 泡立つように広がっていく。
・葉の特徴
 葉は、5〜10裂したモミジの葉に似ていて、互生する。(掌状の奇数羽状複葉)
 特に、頂小葉はてのひら状にさけて大きく、長さ7〜13cm。
 托葉は膜質で直立する。
 下方の側小葉は多数で大小あり、対生する。
・種の形態:そう果は長楕円形、無毛、あるいは多少ふちに毛がある。



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